Robin

Orisaka Yuta

海へ連れ立つあの渡り鳥は
過ぎし春の暖かさを覚えてる
揺れる葉のざわめき 蜜の青い味
急な雨に走る私 空仰ぐあなた

濡れた羽も乾かぬうち
はばたけば雲の上に

ほらね ごらんよ
夜が明ける
ほらね 夜が明ける
あなたに あなたに
知らせたいことがあると

時は巡りまた逢うだろう
星々の帰る場所で

ほらね 空をごらんよ
夜が明ける
ほらね 夜が明ける
あなたに あなたに
知らせたい 共にいると

ほらね ごらんよ
夜が明ける
どうして 夜は明ける
あなたに あなたに
聴かせたい歌があると

飛んでゆく 次の春へ