Morning Glory

Orisaka Yuta

ねえ どこにいたの 窓辺には空白んで
僕につげる 「また巡り逢うよ」と
真新しい街に 海鳴りがきこえて手を振る誰かが 笑っている
ここに 願う 願う 願う
君が朝を愛するように
ここに 願う 願う 願う
その庭を選び今に咲く、花!
最後に ひとつ 聞きそびれた事
ふと呟いてる「あの日なぜ逢えたの?」
お祭囃子の 人波の向こうで
手招く誰かを 覚えている
ここに 願う 願う 願う
君が朝をおそれぬように
ここに 願う 願う 願う
その窓を選び降り注ぐ
ねえ この辺りも変わったよ
また何処かであがる産声を 待ちわびて
ここに 願う 願う 願う
君が朝を愛するように
ここに 願う 願う 願う
その庭を選び今に咲く
ここに 願う 願う 願う
暗闇に呼んだその名を
胸にきつく抱き 願う
物語は続く この僕に
ほら今に咲く、花!
「色はなんか? 」
「群青!淡紅!」
「そりゃ結構」
「そりゃ上々」