kubittake

yama

目に映ったその一本線には
言葉なんか忘れちまうくらいな
ありったけにくびったけさ今まで出会った何よりも

今ならちゃんと言葉にできるから
聞いてよちゃんと
「あの日出会った君の姿よりも 何よりも先に心を感じていた」

でも君は上の空
遠き記憶の中でフッと膨らんだ
「美しき」を眺めてる

それじゃ
世界はもう
僕らじゃ問題にならないほど
温かいみたいじゃないか
ならば
明日はもう
愛とか問題にならないほど温かく
ぎゅっと抱きしめよう

きらり光ったあの一等星よりも
淡く光って溶けてくるような
ありったけで困っちまうな
瞳たらしの君の瞳には

今ならちゃんと言葉にできるから
振り向いてちゃんと見せてよ
あの日流した涙よりも
不意に咲かせる君の笑顔を

でも君は上の空
深い悲しみの中でフッと膨らんで
「美しき」と見つめあってる

それじゃ
世界はもう
僕らじゃ問題にならないほど
温かいみたいじゃないか
ならば
明日はもう
愛とか問題にならないほど温かく
ぎゅっと抱きしめて

時の交差点ですれ違う
でもね
言うから聞いてよ絶対
「流れる笑顔に救われてる」

「そうね」
世界はもう
僕らじゃ問題にならないほど
温かいみたいじゃないか
だから
明日はもう
愛とか問題にならないほど温かく
ぎゅっと抱きしめよう