アコガレ望遠鏡

LiSA

一人ぼっちには慣れてんだ
気楽だから好きなんだ
ジユウとコドクに憧れ
望遠鏡がトモダチさ

寂しくなんかないね
情けなくなんかないね

一人仰ぐ青空
貸し切りのビーチみたいだ

賑やかな話し声が
僕をハリネズミにした
キミらと真逆に生きた
歴史の偉人にブラボー
だけど、もしも輪の中に入れてくれたら?
みたいに思うとギュッと痛むんだ
囁く天使と悪魔が

僕に与えた大ミッション

「さりげなく混ざって来なよ」
イキナリなんて出来ない
望遠鏡で見てきた星空よりも遠いんだ

「僕もその歌好きだよ」
そのヒトコトが言えない
Scope でキミらを覗いては見ないフリ
明日は雨でもいいや

読みかけの movie program
Star の顔真似した
憧れるだけなら
迷惑にならないじゃん
「誰も傷つけたくない」そんな僕を
「イイ奴かもしれない」と気付いて

Headphone の中へ逃げたって
応援歌で溢れてんだ

「踏み出したら変われるより」
それが難しくて
消極的なオーラって
いつの間にやら出てそうだ
「君もココで話そうよ」

なんて誘って下さい

Scoop で見上げた夜空は
星達が寄り添い合って
仲良くつながって見える

本当は果てしなく遠いのに...

囁く天使と悪魔が
僕に与えた大ミッション
イチかバチか いってやるさ
覚悟は決めたんだ
オハヨウひとつ言うのに
鼓動が鳴っちゃうってたけど
「おはよー、今日はいい天気だねぇ」
なんて笑顔で言われた
望遠鏡が無くても 手と手が届く距離
明日は雨でもいいや
「正直に言っちゃいなヨ」
明日も晴れるといいなぁ
言えるといいなぁ
一人ぼっちゃには慣れてんだ
気楽で好きだったけど
コドクを愛する人生は
僕にはまだ早いや