白雪

Eve

君と僕のこの合間には
何光年分の距離があった
白い息を吐きだす度かじかんだ手が触れ合うような

こんなちぐはぐな感情
華やかな街路樹 横目に揺らいだ
待ちきれぬ焦燥 急ぎ足だった
ツンと冬の匂いがした今年も

いつも傍で感じていたい
大切にしまっていたい
優しさに溢れた 白雪な世界
口が解ける 夢でもいいから

朝が降るまでは
この景色を眺めていたいから
君と過ごした特別を胸にしまって
この魔法が解けるまで

星たちは歌うように
快音を鳴り響かせた
時間が止まったような 君と僕だけの世界

曖昧なままで居たい
会いたいと彷徨っていた
痛いくらい何度も未来を向いて
手を伸ばしてくれ

こんなちぐはぐな感情
華やかな街路樹 横目に揺らいだ
待ちきれぬ焦燥 急ぎ足だった
ツンと冬の匂いがした今年も

いつも傍で感じていたい
大切にしまっていたい
優しさに溢れた 白雪な世界
口が解ける 夢でもいいから

朝が降るまでは
この景色を眺めていたいから
君と過ごした特別を胸にしまって
夢の先を映し出そう
この魔法が解けるまで