悲撃的なボク等

悲撃のヒロイン症候群

傷つくのはもう嫌だった
見ない様にするのは楽だった
だけどアイツが 今も笑うから
やっと見つけた場所なのに
どうしてまた泣いてんだろ
守りたいから 壊すよ全部

だからボクは 変わらない為
変わることを そう選んだ
もう何回 あと何回

ねぇ大丈夫ほら
あと少しで世界が終わる
それでもボクが笑うことで
キミも息が出来るなら
笑うことに決めたんだ

傷つくのはもう慣れたけど
ただ嫌われることは怖かった
誰も本当の ボクを知らないよ

いつもボク達 愛されたくて
離すことを また選ぶんだ
もう何回 あと何回

ねぇ大丈夫ほら
あと少しで世界が終わる
それでもボクが泣くことで
キミの息が止まるなら
それもいいかな?って思うんだ

痛い狭い世界 今出逢った
何が変わる? 意味なんてない
それでもキミでよかった
なんて思ってしまうから

下手でもいい 嘘を隠して
息をする様に 綺麗事で殴って
いつだってボクはこの世の終わりを
静かに祈ってる

幸せを知らない訳じゃないよ
だって知っているから
触れたくない
おかしいね
でも何が正しいとか間違いとか
決めないで欲しいや

この先何が起きたとしても
難なく順応して
何もなかった様に忘れていく
だからボク達は
幸せであるべきなんだ