僕は今日も

Vaundy

母さんが言ってたんだ
お前は才能があるから
「芸術家にでもなりな」とまた根拠の無い夢を語る

父さんが言ってたんだ
お前は親不孝だから
一人で生きていきなさい
また意味もわからず罵倒する

一人ではないと暗示をして
二人ではないとそう聞こえて
思ってるだけじゃ そう 辛くてでも
そうする他にすべはなくて
愉快な日々だと暗示をして
不協和音が 聞こえてきた
抑えてるだけじゃ そう 辛くて
だから この気持ちを
弾き語るよ

もしも僕らが生まれてきて
もしも僕らが大人になっても
もしも僕らがいなくなって
いても そこに僕の歌があれば
それでいいさ

彼女が言ってたんだ
あなたはカッコイイから
イケメンじゃなくてもいいんだよ
また 元も子も無い言葉を君は言う

僕はできる子と暗示をして
心が折れる音が聞こえた
思ってるだけじゃ そう 辛くてでも
そうする他にすべはなくて
明日は晴れると暗示をして
次の日は傘を持って行った
抑えてるだけじゃ そう 辛くて
だから この気持ちを
弾き語るよ

もしも僕らが生まれてきて
もしも僕らが大人になっても
もしも僕らがいなくなって
いても そこに僕の歌があれば
それでいいさ

ピアノの音が聞こえる
ガラガラの声が聞こえる
枯れてく僕らの音楽に
飴をやって もう少しと
その気持ちを
弾き語るよ

もしも僕らが生まれてきて
もしも僕らが大人になっても
もしも僕らがいなくなって
いても そこに僕の歌があれば
それでいいさ

もしも僕らに才能がなくて
もしも僕らが親孝行して
もしも僕らがイケていたら
ずっとそんなことを思ってさ
弾き語るよ