横顔

Taeko Onuki

いつか声をかけてくれるかしら
あなたの隣りに坐りたい それだけ
きっと邪魔をしないようにするわ話を聞かせてほしいだけ 一緒に
同じテーブルの端で
横顔 見つめてるの
大きな声であなたが笑ったら
何故か私も楽しくなる 不思議ね

今は違う友達にかこまれ
私を覚えていないのね やっぱり
小さく呟いた さよなら
心に届くかしら
誰も知らない あの時の横顔
昔のあなた見失って 欲しくないの