パステルレイン

Sangatsu no Phantasia

さっきのは冗談よ
余計に遠ざかる もどかしい言葉は
低気圧のせいだ覗き込んでみたって 鏡は鏡
水たまり 独り言だよ

こだまして 反射して
ふとした瞬間にときめいて
平然なんてきっと思う程
上手く出来そうにない かなしいほどに

止まない雨は無い なんて君は言う
ならもうちょっと私 濡れていくわ
何もかも洗い流してはくれないけど
パステルレイン 滲ませてしまったのは
曖昧な今が ただ愛しいから
聞かないで 本当のとこなんて
知らなくっていいよ

あさっての方向ね
思惑なんてさ 大抵逸れてしまうもの
だけど祈ってしまうの
君も同じ風に
思ってるとしたら
それは素敵な事だろうけど

絶対は無いと言う
その口元を いま塞げたら
けど叶わない 運命のいたずらなんて
もう 思わないよ

止まない雨は無い なんて君は言う
悲しいくせに 余計知らん顔して
このままずっと紛れて 泣いていようか
パステルレイン 滲ませてしまったのは
夢の終わりが ただこわいから
聞かないで 本当のとこなんて
関係ないよ

止まない雨は無い なんて君は言う
雲間が覗いて白く光る
もうちょっとだけでいいから そばに居て
パステルレイン 滲ませてしまったのは
曖昧な今が ただ愛しいから
聞かないで 本当のとこなんて
言うまでもないよ