Iron Bible

RADWIMPS

昨日の僕にさ 風邪をひかせた雨が
巡り巡って誰かの涙 洗い流してたらいいな
なんでもかんでも 一人でできるもんだからもうご褒美の取り分は全て僕
領収書でもねぇ取っておく?
違うでしょ はい、こっち来てお座り
よくもまぁ ぬけぬけとお黙り
どっからどこまでが誰のおかげかなんて分かるわけない
誰のものとも言えぬもの 名札もない宝物でこの世はオーバーフロー
堂々と すべては巡り巡るでしょう
一世一代の告白も 一生分使った青春も
夜の星に 通り雨に 助けてもらったの 僕は知っているよ

だってそうじゃないとさ 一切合切全部

たとえ世界が 明日滅ぶとしてもね yeah
ある人は言う 僕は今日リンゴの樹を植えよう
なら僕は言おう 明後日からの新しい世界に
間に合うように この世のすべてを書き遺すよ
拝啓 次の世を生きる全ての人へ
我らの美談も 悲惨なボロも いざ教えよう
次の世こそは決して 滅ぶことのない世界に
どうか我らの愛すべき 鎖を止めないで

押し殺したその 怒りに任せた声が
積もり積もっては それをエサに愛が育ってたらいいな
晴れた空が僕らに何か 見返りを求めてきたとしたら
どんだけかかっても 笑っても泣いても
払えるもんなど僕にはない
僕を僕たらしめるもの 人やその他諸々
全てに借りを返そうなどと したとこで一生すぐ終えるでしょう
ならば俺はバラ撒くんだ もらった種を咲かすんだ
おりゃそっちの方に懸けてみようと思うが どうだろう?
当たり前だと思うでしょう なのになんで起こんでしょう
眼にさえ見えない 味だってしないのに
こっそり 奪ったり うがったり 盛ったり うんざり やっかんだり 一体
繰り返すために生きるの? 生きるために繰り返すの?
悲しい話 流しっぱなしの君の涙誰が止めるの?

その瞳の その栓をちょうだい

たとえ 世界が明日滅ぶとしてもね yeah
ある人は言う 僕は今日リンゴの樹を植えよう
なら僕は言おう 明後日からの新しい世界に
間に合うように この世のすべてを書き遺すよ
拝啓 次の世を生きる全ての人へ
我らの美談も 悲惨なボロも いざ教えよう
次の世こそは決して 滅ぶことのない世界に
どうか我らの愛すべき 鎖を止めないで

世界の終わりの その前の日に
産まれた赤子に それでも名前をつけるよ 僕は

笑いかける 未来を纏う 君に語る "その時"まで

たとえ 世界が明日滅ぶとしてもね yeah
ある人は言う 僕は今日リンゴの樹を植えよう
なら僕は言おう 明後日からの新しい世界の
はじまりの歌を瓶に詰め 海へと流すよ
拝啓 次の世を生きる全ての人へ
我らの美談も 悲惨なボロも いざ教えよう
次の世こそは決して 滅ぶことのない世界に
どうか我らの愛すべき 鎖を止めないで
明日をやめないで
ゼロを掛けないで