ラブレター

kobasolo , 春茶

伝えそびれちゃったことが
曖昧に繋ぐ お玉杓子
逸れた思い出を探すよ君じゃないといけなかったこと

何を伝えようとしたの
喉が渇いて震えた声
僕じゃないといけなかったことが
ちゃんと君にもあったのかな

言えない今日が明日も待っている
無くせないものに ほら 気づいたよ
嬉しくて怖くて

君が笑うただそれだけでも
悲しいくらいに愛しくなった
僕が話す君の大切さも
何度確かめても
それじゃきっと足りないんだよ

消えたくなるようなことが
あるたび君を思い出した
君はまだ覚えてるのかな
隠れて笑ったタコの中

見えない明日が今日も待っている
無くせない理由を また 見つけたよ
そう君のせいだよ

君がいなくなってしまっても
変わらず世界は回るんだろう
僕はやがて気づいてしまうんだよ
君の本当の大切さを

悲しいこと 怒ったことも全部さ
宝物に なってしまったんだよ
言えないことも どうでもいいこともさ
全部心の奥に溶けてるんだよ

同じものを見ていけたらいいよね
変わることを 忘れたりしないようにね
変われないことも どうか忘れないでね
迷いながらでもずっと そばにいてね

君が笑うただそれだけでも
悲しいくらいに愛しくなった
僕が話す君の大切さも
何度確かめても
それじゃきっと足りないんだよ

伝えそびれちゃったことが
曖昧に繋ぐ お玉杓子
逸れた思い出を探すよ
君じゃないといけなかったこと