Over the Rain

flumpool

冷たい雨が頬を濡らしても
花びらに落ちた滴が 君と重なって
それが光と呼べるモノならば 輝きは色褪せないねどんなに汚されたって

ああ 消えないって思うこと
これきりじゃない 悲しい記憶 消せないように

涙堪えた瞳の奥に
何よりもきれいな光を集めて
雲の向こうに歩いていこう
雨のあとには虹が架かる

耳を澄ませば聞こえてる鼓動
捨てたもんじゃないってそっと 心が叱る
この手を取って埃を叩けば
君にも見えるはず今日が 昨日とは違う今だと

ああ ひとつの傷だけで
立ち止まるような華奢な期待 ここに捨てて

誰もがみんな希望の橋を
心で描いてる 暗闇の中で
雨が上がれば空にかかる
夢を信じて歩いてゆこう

声をからして叫び続けても
もがき続けて ただ報われない
手に取れそうな 届かないような その光が 答えだ

頬を濡らした雨の滴は 一筋の輝き
怯えなくていい

誰もがみんな虹を観るために
生きている 凍えた暗闇の中で
雨が上がれば 空に架かる
夢を信じて歩いていこう
夢だけを信じて歩いて行こう