逆光

Ado

散々な思い出は悲しみを穿つほど
やるせない恨みはアイツのために
置いてきたのさ
あんたらわかっちゃないだろ
本当に傷む孤独を
今だけ箍外してきて

怒りよ今 悪党ぶっ飛ばして そりゃあ愛ある罰だ
もう眠くはないや ないや ないや
もう悲しくないさ ないさ そう

怒りよ今 悪党蹴り飛ばして そりゃあ愛への罰だ
もう眠くはないな ないな ないな
もう寂しくないさ ないさ
逆光よ

(なななななななな)
(なななななななな)
(なななななななな)
(なななななな)

惨憺たる結末は美しさを纏うほど
限りなく 体温に近い
「赤」に彩られていた

散漫な視界でも美しさがわかるほど
焼き付ける光を背に受ける
「赤」に気を取られている

もつれてしまった心は
解っている今でも
ほつれてしまった
言葉が焦っている

怒りよ今 悪党ぶっ飛ばして そりゃあ愛ある罰だ
もう眠くはないや ないや ないや
もう悲しくないさ ないさ そう

怒りよ今 悪党蹴り飛ばして そりゃあ愛への罰だ
もう眠くはないな ないなないな
もう寂しくないさ ないさ
逆光よ

もう 怒り願った言葉は
崩れ へたってしまったが
今でも未練たらしくしている
あぁ 何度も放った言葉が
届き 解っているのなら
なんて 夢見が苦しいから

もう怒りよまた 悪党ぶっ飛ばして そりゃあ愛ある罰だ
もう眠くはないや ないやないや
もう悲しくないさ ないさ そう

怒りよさぁ 悪党ふっ飛ばして そりゃあ愛への罰だ
もう眠くはないな ないなないな
もう寂しくないさ ないさ
逆光よ

(なななななななな)
(なななななななな)
(なななななななな)
(なななななな)