Daikoubutsu

Spitz

つまようじでつつくだけで 壊れちゃいそうな部屋から
連れ出してくれたのは 冬の終わり
ワケもなく頑固すぎた ダルマにくすぐり入れて笑顔の甘い味を はじめて知った

君の大好きな物なら 僕も多分明日には好き
期待外れなのに いとおしく
忘れられた絵の上で 新しいキャラたちと踊ろう
続いてく
色を変えながら

吸って吐いてやっとみえるでしょ 生からこんがりとグラデーション
日によって違う味にも 未来があった

君がくれた言葉は 今じゃ魔法の力を持ち
低く飛ぶ心を 軽くする
うつろなようでほらまだ 幸せのタネは芽ばえてる
もうしばらく
手を離さないで

時で凍えた鬼の耳も 温かくなり
呪いの歌は小鳥達に彩られてく やわらかく

君の大好きな物なら 僕も多分明日には好き
そんなこと言う自分に 笑えてくる

取り戻したリズムで 新しいキャラたちと踊ろう
続いてく
色を変えながら